【保育士資格ってもってて正直どうなの?】 保育士歴10年以上!お母さん先生が思う【保育士のメリット&デメリット】

「保育士資格に興味はあるけど、保育士資格もってて得あるの?

将来のために資格を取りたいけど、取る前に後悔したくない!

周りに保育士の友達とかいないから保育の裏側を知りたい、、という方!

保育士歴10年以上のお母さん先生が保育士のメリット&デメリットをお伝えします。

保育士になるメリット

  • 就職しやすい
  • 可愛い子どもと触れ合える
  • 子どもについての理解が深まる
  • 子どもと一緒にいる事で、いつまでも若くいられる

デメリット

  • 資格を取るのに時間もお金もかかる
  • 保育士資格があることで、資格を活かした仕事を意識してしまう
  • 体力と根気がいる
  • 腰痛や腱鞘炎になりやすい

メリット

就職しやすい

やはり資格を持っているというのは、就職に有利だと社会人になってしみじみと思います。

子どもは少なくなっていますが、子ども一人一人への丁寧な援助が以前より求められていることや保育園に入れたい家庭(需要)と保育士の人数(供給)が合わないことで、保育現場では保育士が足りないのが現状です。

そのため、保育補助(保育サポーター)という保育士免許は持っておられないけど、保育士とともに子ども達のお世話をしてくれる方もいます。

ただ、子ども達からすれば同じ“先生”ですが、保育補助(保育サポーター)と保育士ではお給料にも違いがあります。そして、保育士免許をもっている保育士がいるからできる事があるため、保育現場では非常に助かる存在です。

また、保育で忙しいお昼や、8時間勤務の保育士達がいない8:30~17:00前後の時間帯保育士を求める園も多いため、定年後や出産後など人生のいろいろなタイミングで、働き方を変えたいと思った時に保育士資格など資格を持っていると就職に有利なのは間違いないです!

私も出産を期に、8時間勤務から短時間勤務にしようかなと考えていますが、保育士資格がある事で…「30代子持ちの私でも雇ってもらえるだろう」「同じように家庭や子をもった先生はいっぱいいる!」と心に余裕があります。また、託児所や子育て支援センター、児童館にも保育士だと就職しやすいです。

  • 保育士免許:保育士(あり)・保育補助(保育サポーター)(なし
  • 給料&責任:保育士 > 保育補助(保育サポーター)

可愛い子どもと触れ合える

園の先生は、家族から離れて初めに関わる大人です。入園当初に泣いていた子が、自分がいることで泣き止んだり…笑顔になったりしてくれると…嬉しいものですよね!慕ってくれる子どもがいると、自己肯定感も爆上がりです(笑)

私も子育てが一段落して息子が母を求めなくなった時、その寂しさを「園の子ども達が埋めてくれるかもしれないな~」と今から想像することがよくあります。子ども好きな人には、好きと仕事がピッタリと合わさったお得な仕事と言えます。

子どもについての理解が深まる

保育士をしていると必然的に多くの子と出会う機会があり、園内でも子どもについて

A先生
A先生

この子はこの時どう思ってこういう行動をしたのだろう?

B先生
B先生

もし〇〇ちゃんがこう思っていたとしたら、こういう援助もできたよね?

じゃ、次は違う援助にしてみよう!

といった子どもの内面理解についてよく話し合います。

園内で研究などもして保育士としての資質向上に努めるのですが、いろいろな子を見て対応していく経験が、子どもについての理解が深まり、仕事以外でも自分の子育ての糧となっていると私も実感しています。

十人十色!!!  同じ子は一人としていないので、保育歴があってもその子その子の内面理解&対応が毎回簡単ではないですが、似たような事例&対応のレパートリーを増やしていくことで、子どもについての理解が深まり、気持ちも…対応も…落ち着いてできるようになってきます。

お母さん先生
お母さん先生

息子におしっこを漏らされても、叱らず冷静に対応できていますw

これは保育士の経験が活かされてるってことかな!

子どもと一緒にいる事で、いつまでも若くいられる

保育士同士でよく言うことなのですが、

同僚の先生
同僚の先生

『保育現場にいると、子どもの若いエネルギーをもらって若返る!』

『保育士は、子どものエネルギーをもらっているから若い!』

都市伝説みたいなように聞こえますが、子どものからのエネルギーって本当にすごくて、

①可愛い小さな手をつなぐと自然と心がほぐれますし、 【心が若い♡】

②子どもと話すと笑顔になり ③表情が豊かになります。【表情、表現が若い♡】

そして、保育士で●全身黒を身に着ける人★って見たことがないんです。子どもに興味をもってもらえるようなキャッチーな

④明るい色を身に着けるようになるので、それも若く見られる要因なのだと思います。【服装が若い♡】

デメリット

資格を取るのにお金も時間もかかる

保育士資格を取るには、独学か養成学校へ通学の大きく2パターンです。

独学で取るには、教材費の5000円~1万円程度で、通信講座は5~10万円程度します。養成学校より費用は安いですが、独自の勉強の進み具合で時間がかかり…試験に同格するまで何度でも受けなければなりません。

項目オンライン申請郵送申請(従来)
受験手数料12,700円
払込に係る手数料 ※1350円313円
手引き請求郵送料等不要460円
受験申請書 簡易書留郵送料不要490円
合計13,050円13,963円

※1 オンライン申請は「クレジットカード支払」の際に係る事務手数料等。 郵送申請は「現金での払い込み」の際に係る手数料。

一般社団法人 全国保育士養成協議会

養成学校に行くには、専門学校で200万円以上、短期大学で250万円以上、4年生大学は400万円以上が必要です。

お母さん先生
お母さん先生

高いですね(汗)出してくれた親に感謝です。

保育士資格があることで、資格を活かした仕事を意識してしまう

「せっかく頑張って取った保育士資格なんだから使わないと…」と考えてしまいますよね。

したいことが保育関係であれば問題ないのですが、資格を取ってしまったけど…自分の本当にしたい事が分からないまま取ってしまったり、ハッキリしなかったりすると資格があるという事で、可能性を狭めて重荷になってしまうかもしれません。

私の友達で、保育士免許だけ取って事務職に就いた子や保育士を辞めてパン職人になった子もいます。

したい事って自分でも分からない人がほとんどだと思いますが、資格を持っている持っていないに関わらず、皆さんのやりたい事が見つけられるといいですね。

体力と根気がいる

子どもから元気のパワーをもらえる半面…もらったパワー以上に体力も使います。園庭での戸外遊びでは「先生!追いかけっこしよう!」「リレー入って」など誘われますし、夏はプール、冬は雪遊びなど季節の遊びももちろん子どもと共に!が基本です。「先生ちょっと休憩して審判するわ」と上手く見守り役になる事もできますが、それ以外の事でも子どものパワーと人数に体力は奪われ、先生のほとんどが退勤時にはスタミナを使い切っていますw 体力づくりは保育士の基礎となります。

また根気も必要で、子ども達の成長を促すために、繰り返し~繰り返し~声掛けし続けても…1歩進んで~2歩下がる事もありますし、先生も拒否されることもあります。それでも私達はプロとして感情的に怒るのではなく、根気よく諭していく必要があります。

腰痛や肩こり腱鞘炎になりやすい

上記で体力が必要だと話しましたが、たくさんの子を抱っこしたり…おむつを替えたり…と幼い子のお世話はしゃがむことが多く、腰痛と肩こりは保育士の職業病と言えます。また、遊びや給食で机の出し入れも一日に何度もするため腱鞘炎になる先生もおられます。

先生同士で「あそこの整体良かったよ♪」など休憩室での情報交換がよくされていますよ(笑)

以上が保育士資格をもっているメリット&デメリットです。

メリット&デメリットを踏まえて自分に必要か考えてみてください。

お母さん先生
お母さん先生

皆さんのよりよい決断を応援しています

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